「面白がる力」について

世の中には何事でも面白がる達人がいます。

そういう人たちは何を見ても

たいがい「面白そうだね！」と反応します。

ちなみにその言葉にウソ偽りはなくて

本気で面白そうだって思っているのです。

ふつうの人は、見たことのないこと

聞いたことのないことが現れたとき

あまり「面白そうだね！」とは

言いませんし、実際に思いません。

それどころか警戒したり

受け流しちゃうことすらあります。

だから面白がる達人たちを見かけるたびに

この人はスゴイぞ。

きっとぼくの何倍も楽しく

毎日を過ごしているんだ。

と憧れのまなざしで見ていました。

でもでも、ちょっとした自慢ですが、

最近ぼくのなかに「面白がり」の片鱗を

垣間見れるようになってきました。

仕事旅行をつくった最初の頃は

知らない仕事の体験となると、なかなか腰が重く

「面白がる力」低しっ！だったわけです。

でも、いくつもの職場を繰り返し訪問していると

いつの間にかどんな仕事や話にも「面白そう！」

と思えるようになってきたから面白いものです。

といっても、ぼくの「面白がる力」は

まだまだ周りの面白がりの達人たちには

遠く及びませんが。

そんなわずかな経験から言ってしまうと

「面白がる力」を持つには

色んな経験を繰り返すことが重要です。

面白がる達人たちは、ぼくが想像できないくらい

たくさんの経験を繰り返して

面白がりになっていったのだと思います。

経験して、経験して、経験して。

繰り返しているうちに

面白がるコツがわかるようになって

未知のことへのハードルが下がって

気が付いたら面白がりの達人になったんでしょう。

ちなみに、余談ですが

まわりを見ていても、面白がる達人って

女性の方が多いのですよね。

なんでかなぁ。

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