それは、正しく聞こえるだけかもしれない。

先日、プレゼンテーションの基礎についての

話をどこかでうかがいました。

プレゼンテーションに大切なのは

笑顔で、自信満々に、ジェスチャーを交えて

更に具体的な数字を示すこと。

これをしっかり踏んでおけば、

伝えたいことを、より相手の感情に訴えることができて

より共感してもらえやすいのだそうです。

これだけ毎日いろんな情報に触れていると

その一つ一つ吟味している余裕はあまりありません。

だから、イメージや見た目で分かりやすく

伝えるのが大切なのだというのはなるほどです。

確かにプレゼンテーションが上手い人って

頭の中に何人か浮かびますが

彼ら、彼女らのいっていることは

なんとなく毎回正しく聞こえる気がします。

でも、忘れちゃならないのは

プレゼンテーションが上手いということと、

訴えている内容の真っ当かは別物ということ。

普段の生活の中でも、

色んな人の色んな意見に出会います。

中にはなんだかこの人オーラが凄い！

と圧倒されることがありますが

そういうときこそ、ちょっと待てです。

その人はただプレゼンテーションが

上手いだけかもしれません？！

初めて会う人に何か言われたとき

ぼくがよく使うのはSNSです。

その人について調べてみると、

そこには一朝一夕の情報だけではなくて

過去の意見や交友関係が見えてきます。

SNSを通して、その人の意見の信ぴょう性が

なんとなく見えてきます。ちょっと怖い気もしますが。

ちなみに、ぼくは上手なプレゼンテーションより

こっちの情報を重視しています。

このSNSの話は、あくまでも一例ですが

これだけみんなが勝手なことをさもありなんと語る世の中。

ちょっとひと手間加えて意見を吟味してみるっていうのが

大切なんじゃないかぁと思うのです。

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