2014年2月27日木曜日

本を読まない大学生、初めて4割超したというけれど

※仕事旅行とはほとんど関係ない話です。

ニュースについて云々いう前に
まずは、前提としてぼくは本が好きです。

ちょっとつかれた時とか、やる気がでてこない時
ちょっとしたやる気スイッチみたいに重宝してます。
誰かががんばっている話を読むと励まされるし、
同じような問題を乗り越えていった姿を参考にしています。

でも一方、最近本の読み方がちょっと変化してきました。
以前は手を出さなかった苦手な分野の本、
例えばアートやデザインの本とかを読んでみたり、
意見が割れている物事に関する本
例えば原発だったり、戦争責任などを好んで読んでます。
理由は簡単で、知らないことが分かるのが楽しいんです。


ちなみに、奥さんも本が大好き。
でも、彼女が読むのはぼくがあまり読まない小説ばかり。
暇つぶしだったり、バーチャルな世界を楽しんでいるそうです。
それって、映画をみたり、マンガを読んだり、ドラマをみたりすれば
いいじゃんとちょっと思ってしまいますが。


あと、面白いなぁと思ったのは
仕事旅行の古本屋になる旅のオーナーさんが言っていた
本を雑貨として見て楽しむって話です。

確かに古本ってレトロな感じがたまらなくかわいかったり
しっかりした作りがおしゃれな小物として映えるんです。
中には書き込みやいたずら書きがあったりするものもあって
それをみながらどんな人が読んでいたんだろう?
と想像してみるとちょっとウキウキしたりもします。
確かになぁ、面白いなぁとすごく納得したものです。


いや、何が言いたいのかというと
「本を読まない大学生が4割超」というニュースを聞いて
もったいないなあと思ったんです。
本を読まないから大学生はダメだ!
と言いたいわけでは決してありません。
それはそれでもいいかなと思ってます。


本が好きという人は、みんな独自の楽しみ方を見つけています。
この「自分自身が楽しい」というのが一番大事なところで
楽しめるのであれば、ぼくの読み方でも、奥さんの読み方でも、
古本屋オーナーの読み方でもどれでもいいんです。
どの読み方が正しくて、間違っていてという話ではありません。


ニュースの「本を読まない大学生」というのは、
その楽しみを知らないのではないでしょうか。
だから、読書=難しい。勉強みたいに堅く考えて
せっかくの面白い本を逃してしまうっているんだと思います。
なんだかとってももったいない。読書って面白いのに。 

そういうぼくもかなり限られた楽しみ方をしちゃっているので
今日、帰ったら奥さんの本でも借りて読んでみようかな。
もしかしたらもっと本の楽しさが分かるかもしれない。
本の楽しみ方は無限大だ~!


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2014年2月25日火曜日

イベント開催のお知らせと、込めた想い

仕事旅行のイベントを3月29日(土)に実施します。
名付けて「仕事旅行FES」

イベントは全部で3部制です。
1部はゲストスピーカーの仕事についての説明やお話し
2部はやってみたらこんな仕事だった(参加者の体験談)
3部は参加者同士の交流をかねてパーティーを予定しています。

各部ともに、ぼくらが大切にする「はたらくの多様性」を
意識して組み立ててみました。


1部のゲストスピーカーは色んな仕事の
いろんな価値観を持った人にお願いしています。

例えば、
有名CMのロケーションハンティングを数々手掛ける
業界屈指のロケーションコーディネーターさん

育児を大切にしながらも設計事務所を切り盛りする
凄腕ママ所長さん

ろう者である自身の職場での苦労をバネに
ろう者の就労環境を改善しようと頑張るカフェオーナーさん

面白旅を次々と企業に持ち込んで
スポンサーを獲得しながら世界中で旅を続ける旅行家さん

みんな違った仕事を持っていて、
ちがった想いで働いています。


2部の「やってみたらこんな仕事だった」も
普段はフリーライターとして活躍する「イオ君」が
特殊メイクアーティストやイルカトレーナー
さらにはヨガインストラクターと全く異なる仕事にチャレンジ
体験の感想をリアルに語ります。


そして3部の交流会。
きっと、いろんな仕事を持つ人たちが集まるはずです。
それぞれの仕事や、仕事観を話しあう場になると期待しています。


「はたらく」の多様性を重視するこのイベントには
「こんな働き方が来る!」とか「この働き方がおススメ!」
というような明確なメッセージはありません。

でも、いろんな働き方があるんだってことが
きっと伝わるのではないかなと思います。

色んな働き方に触れてみることで
はたらくの世界をちょっとだけ広げる。

もしかしたら全く違う「はたらく」に出会うことで
あなたの仕事が楽しくなったり
ちょっとした変化が現れたりするかもしれませんよ。

仕事旅行フェスの詳細・お申込みは
コチラからお願いします。











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2014年2月24日月曜日

仕事旅行を通じての転職について

海外旅行に出かけた時
あぁ日本っていい国なんだなぁって
あらためて気が付くことありませんか。

例えば、夜出歩ける安全さだったり
時間をきっちり守る律義さだったり
街の清潔感だったり・・・etc

普段生活しているとなかなか気が付きませんが
日本が誇る魅力なんですよね。

見知らぬ世界にふれることで
日本の良さが再確認できたりします。


スケールはぜんぜん違いますが
実は仕事旅行でも、海外旅行と同じように
“他の世界に触れることで
今の世界の良さに気が付く”
という現象が起こっているのです。

「気になる仕事に参加することで
今の自分の仕事の良さが分かりました」

これが仕事旅行に参加したお客さんの
一番多い感想です。

もちろん旅した仕事がきつかったとか
旅先の人が嫌だったとかいう話ではありません。

むしろ旅先の仕事人さんたちが
たくさん教えてくれたり、楽しませてくれたので
非常に勉強になったし、良い思い出になりましたと
みなさん言ってくれます。


よく仕事旅行は転職のサポート
みたいに考えられがちですが
実は転職を果たした人の割合は
実際に旅に出かけた人のうち2~3%と
それほど多い数字ではありません。
※もちろん中には、その世界にほれ込んで
転職の決意を固めた人もいます。


まるで海外旅行に出かけた後のような
お客さんたちの声を聴いて、僕らとしては
「やっぱり“旅”を提供しているんだなぁ」と
しみじみと感じているのです。


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2014年2月21日金曜日

多様性あふれる社会、必要なのはユーモア

オリンピックの女子フィギュア。
深夜まで必死に起きて生で見ていたので
正直ちょっと残念さがありますが
でも、「お疲れ様でした」というのが、ぼくの感想。

でも、みんながそういう風に思っているわけではなくて
厳しい意見も出てきます。

例えば先日ニュースで見かけた某●●元首相のコメント。
「あの子は、いつも肝心な時に転ぶ」
ひどいこというなぁと思わずFBTwitter
「●●さん、あれはないでしょう?!」と意見してしまいました。
(注)本人にではないですよ。

ちなみに僕が書いたメッセージはこれ。

なんでこういうこと言うかなあ。
もう今すぐオリンピック組織委員会委員長とか辞めてほしい。

翌朝自分のコメントを見ると
ずいぶん攻撃的だなぁと反省したりしました。


それにしても自分の意見を伝えるのは難しい。
気を抜くとすぐ攻撃的になってしまいます。
攻撃されれば反撃するのが人の性なので
これをやってしまうと、待っているのはネガティブの連鎖です。

しかも最近はネットのおかげで
意見の多様性は広がるばかり。
ぶつかる機会も増えてます。


そんな時に必要なのはずばりユーモア。
みんながクスっと笑ってしまうような大人なユーモアです。

これがあるだけで
否定感や攻撃性が中和されて
意見がすっと受け入れやすくなります。

例えば、下記の知人のコメントを見てください。

もうこの人ダメなので、バツとして顔のパーツを小さくしてみました。




何で、パーツ小っちゃくしちゃうの!?(笑)と
突っ込みたくなるのはおいておいて

どちらも同じことを主張しているのに
受ける印象が全然違います。
ぼくのは攻撃性あふれているのに
知人のは主張がありつつも、攻撃性は感じない。
それどころか笑いがあふれています。

もし、僕が●●元首相だったら
スマン、ちょっと言い過ぎたと受け入れちゃいます。


これからの世の中に必要なのはユーモア。
今年のぼくのテーマになりそうです。





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2014年2月20日木曜日

「体験」することの意味はここにある。

子どもを持つっていう実体験をしなきゃ
子どものかわいさって、いくら話を聞いたところで
絶対にわかりっこないのです。

「異質なもの=親バカ」って言葉ができる位
実体験が無い人からすると、理解不能なのです。

息子のかわいさを人に話すると
たいてい「親バカ」なんて風に言われてしまいます。
まぁこれ自体はあんまり悪い気はしないのですが。


それはさておき、ぼくの場合、親バカになってから
街で子どもの姿がやたら目に入ってきたり
子ども関係のニュースにやたら共感したり
今までは見えていなかったものが急に目に入ってくるようになりました。

たぶん昔から子供は街中にいっぱいいただろうし
(むしろ最近は減っているはず。)
子どもに関するニュースもたくさん流れていたはずなのに。
今まで全くってほど記憶に残っていない。

子どもを持つという経験をしたとたんに
子どもに関することやモノが見えるようになったのです。


考えてみると、これは子どものことに限った話ではありません。
毎日ネットから多種多様な情報が手に入りますが
実はその情報のほとんどは右から左に流れています。
結果として単なる時間の浪費に終わっています。

だれだってより良い人生をおくりたいし、
そのために必要なことをできるだけ知っておきたい。
だから、必死に情報を集めます。
でも、実はそれが身になっていないとしたら・・・一大事です。

しかもこの情報ってやつが曲者で
いろいろと触れていると
知識が増えたような気がするし
世界が広がったような感覚にしてくれる。
気付くと情報収集が趣味みたいになってしまう。


体験を提供する身としてこれを書くと
ずいぶんと手前味噌な話のような気もしますが
いくら情報収集をするよりも
まずは自分の体で体験することが大切なんだと思います。
この順番が逆になっていることが多すぎます。

色んな体験、経験を積んでいけば
いろんな情報が、大切な情報が
ちゃんと自分事として頭に残る。


体験って何が得られるか分からない・・・なんて声もよく聞きますが
違います。体験がないと、何も得られないんです。





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2014年2月19日水曜日

できる範囲で勝手にやっちゃえ!

仕事旅行を始めたことで、
「これは面白そう!」とか「やりたい!」と
かなり自由に仕事を進めることができるようになりました。
やりたいことをどんどん仕掛けられるから楽しくて仕方ない。

それは、雇われる側じゃなくなったおかげで
自由度が高まったのが一番の理由だと思っていましたが
どうやらそれは違ったと、つい最近気が付きました。


先日、ぼくではないですが、仕事旅行のメンバーが
仕事旅行の旅の紹介ページに動画を入れたい!
と言い始めました。

彼は自分の携帯で旅風景を録画して、
自分のYoutubeを作り、そこに動画をアップして会議に登場します。

それを見たぼくらは、
「おっいいね!面白い。これならできそうだ!」
と大きな反論もなく、するするっと話が進んでいくのです。

もしこれが企画案だけだったら、
編集はだれがするの?システムは?予算は?
とたぶん否定されたと思うのです。
なんだかおもしろいなぁ。

※ちなみに、その動画はコチラ


そういえば、ぼくも前職にいたころ、
これはいい!と思ったことについて
簡単な企画案作ってはアイディアを上司に相談していました。

でも、もちろん新人に毛が生えたような僕の企画案。
ほとんど否定されます。

しかも上司がダメと言うのだから、やめておこう、仕方ない。
と考えて、自分の想いにふたをして
「あぁ仕事がつまらない。」と思ってました。


もし、さっきの動画の話のように
前職にいた頃に単なる企画案じゃなくて、
自分にできる範囲で勝手に形にして持って行ってけばよかったのです。
もしやっていたら、ぜんぜん違った上司の反応があったんじゃないかなと
今更ながらに思います。

それをやらず、むしろやっちゃいけないことと思っていた僕は
自分自身で仕事をつまらなくしていたんだなぁ。
もったいないことをしたなぁとつくづく思います。

あ、でももし転職していなかったら気が付いてなかったかも?





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2014年2月18日火曜日

旅先の見つけ方

僕がよく受ける質問の一つ。
今日はその疑問に答えてみようかと思います。

確かに面白そうな仕事や会社を常に見つけてくるのは旅を作る上で大変な仕事。

その対応の仕方は、社内でもメンバーによってバラバラではあるのですが、
僕(田中)の場合は、主にフェイスブックを活用して面白い会社、仕事を見つけています。
※個人のフェイスブックです。

現在、僕のフェイスブックには、面白い会社や仕事の情報がどんどん流れてきています。
なので、僕はそれをただただチェックしているだけ。

誤解しないでほしいのですが、
最初から僕にとってフェイスブックがそんな貴重な情報ツールになるとわかって、

今の状況を狙っていたわけではありませんし、
連想できたほど賢くありません。

仕事旅行をはじめた当初は知り合いも少なく、情報量も限られていました。
なのでフェイスブックは個人の日記帳以上の役割はありませんでしたし、

おもいっきりプライベートな情報ツール、内輪でつながるためのツールという程度の認識でした。

でも、数年仕事旅行を続けている中で、面白い人と多く知り合いになれました。

そして、そんな方々とフェイスブックでつながる。
それを繰り返しているうちに知人たちが発信する面白情報が
僕のフェイスブックページに沢山流れてくるようになります。

いつの間にか日記帳だった僕のフェイスブックが、どんなメディアよりも、

早くて、面白いメディアになってしまいました。
内輪でつながるツールから、外部とつながる為・情報を得るためのツールに変化したわけです。

そんな面白メディアとなったフェイスブックに流れる情報の中でも

僕は特に知人たちが反応する団体のファンページに目を光らせています。
面白い人が「いいね!」を押す会社。お店。それも体外面白い会社、お店なわけです。
なので、そんな情報を毎日眺めながら旅先の候補を見つけては、

力の打診をする。そんな単純な作業を繰り返している。
それが僕の旅先の見つけ方です。

なーんだ。でしょ?






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仕事旅行の達成したい世界

日本人みんなが仕事に目をキラキラさせながら夢中に働く社会。
これが仕事旅行として達成したい世界です。

今、日本人の働き方は大転換期を迎えています。

これまでのように、待遇(給与、地位)を増加することを
目的とした画一的な働き方から、
待遇以外の自己実現を目的とした働き方にシフトしています。

「自己実現を目的とした働き方」というのはちょっと硬いので
僕なりに解釈すると、「自分のやりたいことを仕事とすること。」となります。

それは例えば、
ある人はとにかく面白いものを作ることが好き。
だから、仕事を通じてとことん面白いものを作る。
ある人は人に喜んでもらうのが好き。
なので、とことん人に喜んでもらうことを仕事で仕掛ける。
といった、自分の「やりたい」に忠実に仕事をすること。

そんな「やりたい」を中心として仕事をする、仕事を楽しむ!
価値観ができつつあるのが今の状況です。

一方で、これまでの価値観を明日から急に変えて、
仕事を楽しめ!自分の興味を追求した仕事をしろ!って
言われても、戸惑いを感じるという人は少なからずいるでしょう。
ここまで培われてきた働くに対する常識は一朝一夕では崩れません。

とはいえ、この変化はもう抑えることはできません。
理由は資本主義経済の限界が見えてきたことや、幸福度の話など
沢山あるのですが、ここでは説明は省きます。

なので、変化に戸惑いを感じる人や社会に対して
僕らは旧来の価値観以外の価値観で働く様々な諸先輩たちの
仕事現場の訪問、仕事の体験を【仕事旅行】として提供します。

仕事旅行を通じて、
多くの人が「自分のやりたいことを仕事とする」イメージを持ち
それを実現する方法を知り、そして実現する人が現れる。
そんな今の社会に必要なキッカケを提供する。
そして、それが日本社会のより良い働く文化を生む一助になるように。

その役割を果たすために、より多くの人に参加してもらえる
楽しく、魅力的な仕事旅行になるように、
何かと荒削りな仕事旅行ではありますが、

ぜひみなさん応援よろしくお願いします。






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2014年2月15日土曜日

褒める、応援する。脅す、煽るのではなく。

言葉が分かるのか、分からないのか
微妙な年頃の我が家の長男(1歳半)。

最近は我が強くなってきて
いやなものは手で払いのけたり、
すきなものは泣き叫んで求めたり。
直球で感情を表現しています。

こちらに余裕があるときには
それにも笑顔で対応したり
落ち着くまで待ったりできたりするのですが、
自分が時間に追われていたり、疲れていたりすると
ダメとわかっていながらこちらも感情的になって
怒ってしまったり、叱ってしまったり。
シュンとなった息子を見て申し訳ない気持ちになります。

最近は子どもはほめて伸ばすのが一番と
分かってきているみたいです。
ぼくも、そのことは十分にわかっているつもりなんですが
実行するのはなかなか難しい。

ちなみに、褒めたり、応援して伸ばすのが良いというのは
子どもに限ったことではないというのも
証明されてきているらしいですね。

大人だって、ほめられたり、応援してもらえると
やる気が高まったり、しかもやる気が長続きするとか
最近どこかで知りました。

そんなことを考えながらオリンピックをぼんやり見ていると、
この時期って、日本中が温かい目で、
選手の活躍を素直に頑張れと応援したり、
健闘をほめたたえていると気が付きました。

日本中が選手を応援する。
だから選手は普段以上の力が出せる。

子どもと親の話とは規模が違いますが、
人を褒めて伸ばす流れが一緒じゃないですか。
それが国単位でしかも自然とできている。
これってすごいことだと勝手に感動しています。

でもオリンピック以外のニュースを見ると、
必要以上に人の危機感をあおったり、
焦らせるような情報がちょっと多すぎるなぁという気もします。
ずっと見ていると気持ちがどんよりしちゃいます。

これってもしかすると、誰かがぼくらを脅し(怒る)たり、煽る(叱る)
というのに似ていて、褒めるとは逆の効果を生んでいるのではと
勝手に被害妄想をしてみたり。

一定期間、褒める・応援するしかしちゃだめ!という期間を作ったら
もしかしたら日本中みんなやる気になっちゃったりするのではないかな。
叱るとか、怒るっていうのはその期間は使っちゃダメ!ってね。

まずは自分で勝手に褒める・応援する限定週間を実施してみようかなと
一人妄想する夜でした。






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2014年2月13日木曜日

覚悟を決めた時はいつか?について

「今の仕事をやろうと、覚悟を決めた瞬間は?」
これもよく聞かれる質問の一つですが
なかなか回答するのが難しい。

ぼくの場合、もしかすると
上司に理不尽に怒られたときかもしれないし
とある本を読んだことかもしれないし
パートナーの内田に出会ったことかもしれないし
とあるベンチャーを訪問した際かもしれないし
仕事旅行の企画書を書いた時かもしれないし・・・etc。

書き上げたらきりがないくらいたくさんの
覚悟を決めた瞬間があります。

というと、なんだかかっこよさげですが
実は本当のところ覚悟を決めた瞬間って
無かったんじゃないかなと思うのです。


どういうことか?というのを、ありがちですが
恋愛に置き換えて説明します。

もし、誰かに
あなたが◎◎と付き合おうと決めた瞬間、
または結婚しようと決めた瞬間っていつだったの?
と聞かれたとしましょう。

おそらく必死に過去を振り返って、
あの時かなぁ、多分あの時だなぁと
答えを絞り出すと思います。

でも、それをいざ言葉にしてみると、
なんだかしっくりこない
ちょっと違うような気がしませんか?

それはきっと、そのお相手と
あれやこれやと一緒に過ごす時を重ねて
いつの間にか好きになったり、
結婚したいなと思うようになったはずであり
何か一つのきっかけがあって決めたことではないからだと思うのです。

だから、いつ?と聞かれてもうまく答えられません。


それと同じように、仕事の覚悟も
あれやこれやとやっているうちに
いつの間にか本気でやりたいと思うようになっていたり
実際に次のステージに移っていたりするものだと思うのです。


質問の答えとしてはあまり面白みがないのは承知してます。

でも、覚悟は突然できるようになるものではなくて
毎日の中で繰り返していたり、夢中にやっているうちに
いつのまにか決まっているものなのだと思うのです。

覚悟を決めたいと思うなら、まだ覚悟ができないからやらない
ではなくて、もっとやってみるしかないのです。






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2014年2月12日水曜日

「なんとかなるさ」の根拠とは?

あの人楽しそうで、自由だなと思う人に話を聞くと
「人生なんとかなるさと考えている」という言葉をよく耳にします。
この「なんとかなるさ」と思える理由はなんでしょう?
という質問をいただきました。

そういわれてみれば、
確かに「なんとかなるさ」っていう風に
考えて生きている人が増えている気がします。

その根拠を考えるのはなかなか難しそうなので
逆に「なんとかならない状況ってなんだろ?」を考えてみたら
なんとなく答えっぽいものが見えてきました。

「なんとかならない」状況というのは
生きていくうえで最低限の生活を満たすことができないことや
毎日食べるものもままならず、命の危険があることだとします。

そうすると、ちょっと疑問が浮かびます。
だって日本で生活していれば
仕事は選ばなければ何かしらあるし
本当にどうしようもなくなったら
セーフティーネットだってしっかりしています。
だとすると、本当に食べていくのもままならない状況には
なかなか陥りにくいのではないでしょうか。


でも、「なんとかならない」と思い込んで
不安になってしまう。なぜでしょう。


そこには「他人の目を気にしすぎること。」という
まったく別のことが影響している気がします。

例えば、本当にやりたいことをしようとすると、
まわりに「いい年して夢ばっかり追っかけて!」とか
「そんなことばっかりしてないでちゃんとしなさい」と文句を言われる。

人の目を気にし始めると「失敗したら恥ずかしい」し
「誰かに迷惑かけちゃいけない」という風に
縮こまって「なんとかならない」と思いこんじゃう。


でも「誰かに評価されることが一番大切!」と
本気で思っている人はどれだけいるのでしょうか。
なんだか矛盾している気がします。

それってもしかすると「何を大切にしているのか」が
分かっていない自分の裏返しなのではないでしょうか。

食べることに心配のない世の中で
しかも他人の評価が一番重要ではない。

だとすると、これが僕(私)の生きる道
これが僕(私)が大切にしていることって
はっきりわかっていればそれを突き進めばよいだけです。
そこに「なんとかならない」障害なんてものはありません。

自分の進みたい道さえはっきりわかれば
「なんとかなるさ」って
自然に思えるんじゃないかなと思うのです。





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2014年2月11日火曜日

ぼくが反論に折れなかった3つの理由

仕事旅行を始める前に周りに反対されなかった?
よく心折れずに実施できましたね?

と、質問を良く受けます。

いや、思いっきり反対されましたよ。
心も折れそうになりましたよ。

反対されるどころか、
そんなふざけたサービスにだれがお金払うの?とか
そんなの成り立つわけないじゃないか。
仕事を馬鹿にするな!と怒る人までいました。
しかもそれが人生の大先輩の声だったりするのでひどく堪える。

まだ立ち上がっていない企画段階の状態で
意見を聞きに行っているので
僕としても反論する根拠も自信もありやしない。

ずどーんと気分が落ち込んで
やっぱり駄目だよね・・・ごめんなさい。
みたいになったことが多々ありました。



それでもぼくが仕事旅行を始められたのには
3つの理由があります。



一つは自分の体験を信じていたから。
いわゆる原体験ってやつで、
それが根拠のない自信につながってました。

僕自身が仕事旅行的な体験を過去にしていたため、
いやいや、この体験は絶対に価値がある!・・・(と思う。)
やったこともないのに、知りもしないで勝手なこと言うな!って
凹みつつも自分を信じて思っていました。

ちなみに、その原体験ってのは
とあるベンチャーさんに遊びに行ったという経験。
こちらに詳しく書いているので今回は割愛。



二つめは賛成してくれる人がいたから。
企画書を書いた当時は会社員だったため
相談する人もほとんどが自分の会社の友人。
そこでは基本的に反対やダメだしがすべてでした。

でも、一方でその当時通っていた自由大学では熱烈に
応援してくれる人が多くいました。

中には「面白そう!やってみなよ」と背中を押してくれたり
「なんなら手伝おうか?」と言ってくれたりする人もいて。
そんな声をかけてくれた人の一人が現在のメンバーの内田です。
彼と一緒に企画を考えているうちに
徐々に具体化していったという感じでした。



そして三つ目は特にリスクが無かったから。
仕事旅行を立ち上げるのに必要なのは
「ホームページ」と「旅先」と「自分の時間」位のもの。

初期投資のようなものはほとんど無し。
もちろん借金することもありません。

ちなみに、ホームページは友人に頼んで格安で作ってもらって
旅先は知り合いに頼んで受け入れてもらって
自分はバイトで食いつなぎながらと
ほぼノーリスクで立ち上げられました。
ちなみにそのホームページを作ってくれた友人は
今も仕事旅行のエンジニアとして活躍中です。



そんな3つの理由があってか、
まずはダメでもいいからやってようと、
反論にめげずに立ち上げることができたのだと思います。




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2014年2月9日日曜日

やりたいこと、見つける方法

先日本棚の整理をしていたら
カフェ関係の本がたくさん出てきました。
別にカフェめぐりが好きな訳ではないですが。

理由は今の仕事を始める前に
故郷にカフェを作りたい!と思った時期があり
その時の情報収集のために買った本たちでした。

結局カフェを運営する自分をイメージできず
計画自体がうやむやになってしまいました。
今考えるとちょっとした恥ずかしいネタです。



自分のやりたいことって案外わからないものですね。
就職や転職を意識したときに考えたつもりでしたが、
それは会社に入るということが前提で
会社に求めるものと、自分のできることの棚卸をしただけで
本当の意味で自分を知るには至らなかったのでしょう。



会社を辞めるちょっと前の頃を振り返ってみると
やりたいことが分からなかったくせに
ある日思いつきでカフェを作りたいと思って
情報収集したり、空き物件を見に行ったり
行きつけのお店を手伝わせてもらったりしてました。

巻き込まれた友人たちは迷惑だったかもしれませんが
おかげでカフェを作るのは僕には向いていない
ということがよく分かりました。

もしカフェ運営にちょっかいを出していなかったら
今もカフェがやりたいと思いながらも
モヤモヤしながら以前の仕事を続けていたかもしれません。



できる範囲で、色んなものに触れていると
一つ一つは小さなことでも
「これは違う」、「あれは好き」と
だんだん自分が分かっていきます。

こんな風にブログを書きながら
自分の転機を改めて考えると
小さくても何かやってみるというのが
次に進むためには重要なんだなあと
行動の重要性を考えさせられます。





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2014年2月6日木曜日

会社を辞めて分かったこと

石の上にも3年なんていいますが
僕は4年半くらい前職で仕事をしてから
今の仕事旅行を創りました。

人の可能性を広げるという自分なりのテーマをもって
前の仕事についたわけです。
でも、3年もするとこの仕事よりももっと別のやり方が
あるんじゃないかなと思い始めます。

なんだかあっちの方向に進みたい。
とにかくここじゃない。

けど、もしかしたら僕の考えが甘いだけかもしれない。
ここでもそれは実現できるんじゃないか。
辞めたら負けなんじゃないかダメなんじゃないか。

そんな風に葛藤しながら働いてました。
これは地味にきつい。
次第に心が削られていきます。



僕が仕事旅行をはじめて気が付いたのは
働くって圧倒的に多様だということ。

当然ながら前いた会社が僕の世界のほとんど。
だからそこの常識が僕の当たり前でした。

いざ一歩外へ出てみると
会社の常識は世間の非常識
だっていうことに気が付いたんです。

会社の外のある人は「会社は1年で変えろ」といい
またある人は「やりたいことだけをやれ」といい
別の人は「安定した人生は人生じゃない」という。
で、前職の上司は「仕事はつまらないから仕事だ」「甘えだ!」という。

どれが正しいのかと、
もっとほかの人に話を聞いてみたら
更にいろんな意見がでてきちゃって。
もうね、何が何だか分からない。混乱状態。

結局のところ正しいことなんてない
みんな勝手なことをいっているだけだし
好きなことをやっているだけ。
そんな僕の結論に行きついたわけです。

なので、仕事に違和感を感じたら
こころの向くままにやってみる。

それでだめだったらまた考える。
またやってみる。また考える。

絶対の正解がないのだから、
自分が納得できる仕事に近づけていく。
そしてそれを実現するのが
唯一の答えなのではないか、と思っています。





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