2014年8月15日金曜日

働くをもっと自由に!法人への販売を本格化

<どうして法人へ販売するのか?>

まずぼくらの「働く」をもっと自由にしたい
という想いについてお話しします。

ぼくも、みなさんと同じように、
より良い仕事につきたい、仕事をしたい。
そんなことを毎日考えています。

会社に勤めていた頃に
同業他社やほかの業界に興味を持って
色んな会社やお店への訪問を繰り返していたのですが
それも、より良い仕事、働き方を求めてでした。

訪問した先のみなさんに会って話を聞いていると、
いろんなことに気が付きました。

例えば、自分がもらっているお給料が高いこと。(当時の話)
仕事を通して実現できることは思ってるよりもずっと多いこと。
そして、働く動機は人によって全然違うこと…などなど。

社会はこんなに広かったのか!と衝撃を受けました。
それこそ、「初めて海外に行ったときに感じた
自分の知っていた世界は小さかった。」という
あの感覚に似た衝撃でした。

新たな出会いを通じて、仕事に対する枠が取っ払われ
働き方の自由がぐっと広がったように思えました。
同時に、「海外に出て初めて日本の良さが分かる」ように
当時の仕事に対する感謝の気持ちも生まれてきたのです。

こんな体験は独り占めせずに
ぜひ、みんなにも経験してもらいたい。

みんながお互いの職場を訪問し合うようになっていったら
比較的ネガティブに捉えられがちな
世の中の「仕事」への考え方が変わるかもしれない。
ものすごく面白いことになるかもしれない。
そう考えて「仕事旅行」を始めたのです。


<最近仕事旅行で起こっていること>

そんな中、最近企業さんから
「仕事旅行を研修で活用できないか?」
というお問い合わせをいただくようになりました。

「企業研修」という形で一人でも多くの
働く人が仕事旅行に出かけてくれたら面白い。
直接は仕事旅行に申込まない人も
研修と言う形で参加してもらえるかもしれない。

他の仕事に触れることで、ぼくが衝撃を受けたように
仕事観が変わったり、仕事に前向きになる人がいるはず。
そんな風に思って「企業」さんへ仕事旅行の販売を
本格化することに決めました。

でも、まだ決めただけ。
どういう形で仕事旅行に参加してもらうのが良いのか。
どんな風に広げていけばよいのだろうか。
具体的にはこれから考えていかなければなりません。


<みなさんにお願い。>

そこでみなさんに勝手なお願いです。
みなさんの会社の人事・研修担当の方を紹介してください。
仕事旅行を研修として効果的に活用してもらうために
現場の方からご意見を頂きたいのです。

仕事旅行に共感してくれるみなさん。力を貸してください。
一緒に日本の仕事を前向きにしていきましょう。

ご紹介はこちらへお願いします。
担当:田中(このブログを書いているぼくです。)
連絡先:info(アット)shigoto-ryokou.com
※(アット)を@に変えてご連絡ください。
タイトル:法人の紹介





2014年7月23日水曜日

母系社会と父系社会

今日は聞いた話の受け売りをしてみようと思います。
へぇ程度で読んでもらえればうれしいです。

先日参加したイベント聞いたんですが
そこで知った言葉。
「母系社会」と「父系社会」

母系社会っていうのは、簡単に言ってしまえば、
「わが子は良い子」という価値観の社会。
“みんなを平等に扱いましょう”っていう感覚が強いそうです。

一方で、父系社会っていうのは
「良い子がわが子」という価値観の社会。
どちらかと言うと、“選りすぐる傾向”だったり
“競争が前提となった社会”なんだとか。

ちなみに、西欧では父系社会が根付いていて
一方で日本は母系社会なんだそうな。
(これには諸説あるようだけれど・・・。)

日本が母系社会?うそでしょ?とも思ったのですが
それも当然で、日本には西欧の父系社会の考え方がかなり入ってきていて
いつの間にかごちゃごちゃになっちゃったそうなのです。

それでも、日本人はやっぱり母系の価値観が根強くて
今でも父系社会に完全には移行できていないというのです。
パッと見、父系社会で掘っていくと母系社会なのが日本だというのです。


そこで僕の頭の中にパッと現れたのが「最近の若者」のこと。

というのも、最近の若者は競争心が弱いとか
横並び意識が強すぎるとか、ちまたで叩かれています。

でも、もし日本人は母系社会の価値観を持っているとしたら、
案外、叩かれている彼、彼女たちの姿って
本来の日本人の姿だったりするんじゃないかなぁ
なんて結びついたわけです。

だとしたら、彼らを叩くのではなくて
もっとその想いを大切に、それを武器にできるように
世の中を創っていけたら日本人らしさが生きるのでは!?
なんて一人妄想を繰り広げていました。

日本は「母系社会」の最先端を行きます!
みたいになったら面白いかもしれないな。
本当にジャスト妄想ですけれど。
具体案なんてないですけれど。

2014年7月14日月曜日

企業への仕事旅行始まる!

先日も後継者を見つけるための、仕事旅行を開始しました!
というお話しをしましたが、再び新しい取組の紹介です!

今までの仕事旅行だと、個人事業主や
起業家など、新たに事業を起こした旅先が多く
会社に勤める人には、なかなか
共感・参考にしきれない部分がありました。

そこで、今回の仕事旅行は企業への仕事旅行です。

旅先はNECマネジメントパートナー株式会社さんです。

<背景>
この旅では、NECマネジメントパートナーの事業計画G
園部さんから、社内活性化のノウハウを学びます。

彼らの属する電気機器業界はリーマンショックの影響から
全体的に業績が落ち込んだり、
社内が沈んだ雰囲気に包まれていくという時期がありました。

そんな中で社内の雰囲気が少しでも良くなればと、
立ち上がった園部さんと大野さん(同グループ)。
一度限りのつもりで始めた社内イベントが反響を呼びます。
2011年の社内事例発表大会を皮切りに、
同年の部門横断大忘年会の参加者は150名。(参加率50%超)
社内イベントの参加率としては、異例の数字をたたき出しました。

有志で始めた活動から生まれた横のつながりや結束。
社内での情報共有が進み、部門を超えたコラボレーションが、
また新たな事例を生み出したりと、
ビジネス面での効果が現れ、今では有志の活動ではなく
社内活性のイベントは会社の仕事として認められています。


この旅でぼくらが伝えたいことは、
「きっと、どこでも、だれでも
会社員だろうが、自営業だろうが、仕事は楽しくできる。」ということ。

実在する会社で有志が作り上げたイベントが伝播していく様子や
社内の雰囲気が変わっていった経緯を聞き、
更にはそのノウハウを共有してもらうことで
会社を「楽しい場所」に変革する人が一人でも生まれたら本望です!

2014年7月3日木曜日

仕事旅行を受け入れて、後継者を見つける!

今日、西日本新聞でぼくらの手掛けた
「ちゃんぽん職人になる旅」が紹介されました。

この旅では、長崎県雲仙市にある「ちゃんぽん屋「蛇の目」」で
老舗の小浜ちゃんぽんスープ作りを体験することができます。
過去には駐日大使のジョン・ルースさんが訪れたなど
地域ではかなりの有名店。

というところまでは、他の仕事旅行にも良くある
「名店、名仕事人の職業体験」なのだけれど
今回はちょっと今までとは趣が異なるのです。

というのも、このちゃんぽん屋さん、
実は今月25日に閉店が決まっています。

相変わらず繁盛しているお店ではあるのですが
店主が高齢のため、体力的に店頭に立つのが厳しくなり
後継者もいないため、5月の時点で閉店を決めたというのです。

そこに、このちゃんぽん屋さんの昔からのファンで
この味を絶やしたくない。後継者を見つけたいと願う方から
このお店で仕事旅行をやってほしいと、依頼を受け旅が生まれました。


そう、この旅の目的は「後継者を見つける」こと。
今までの仕事旅行には無かったパターンなんです。


ぼくらとしては、長崎という遠方であり、
しかも期間限定ということから、不安だらけだったのですが
ふたを開けてみると・・・。

現在、お申込みが殺到しています。
さばききれない位のお申込みが来ています。
正直、ものすごい驚きです。

後継者不足に悩むみなさま
そしてあのお店、あの会社に続けてほしいと願うみなさま

仕事旅行で後継者を見つける!
アリかもしれませんよ。

ちゃんぽん職人になる旅はこちら






















2014年6月25日水曜日

仕事(自営業)と子育ての両立のむずかしさ

あらかじめ言っちゃいます。
今日は意見らしい意見はありません。
昨日感じたことを記録に残しておきたいと思って
書いていますので、まとまりがありません。
なので、読むなら覚悟してくださいね。

会社を運営している人の多くがそうだと思うのですが
ぼくは仕事のことをいつも考えています。
僅かでも時間ができれば常に、それこそ365日
24時間、夢の中までずっとです。

ちなみに、昔から仕事のことばっかり考えていたか
といえば、そんなことはありません。
会社員だったころは、遊んでいるときは、遊びに夢中で
仕事のことを考える隙は全くありませんでした。
おいおい、無責任だろという話もありますが。

ぼくの場合、仕事ばかりを考えている生活を
3年間以上続けてきたら、それに慣れてしまい
気が付いたら仕事のことを考えないということが
できなくなってしまいました。

これって、すごいようにも聞こえるけれど
さみしいことでもあったりします。

例えば、またまたぼくごとですが
毎週火曜は子供の面倒をみる日と決めています。
昨日も一緒に公園に出かけて砂遊び。
まだ砂で何かを作るというのはできないけれど
小さなシャベルで砂を掘るのが何やら楽しいようです。

世にいうイクメン的なことをしているので
いいねえぇなんてほめてもらえそうなものですが
そうでもないのです。

週1日だけの大切な子どもとの時間だって、
やっぱり仕事のことが頭から離れない。

子どもが昼寝をしている隙を狙って
メールを返したり、電話をしたり。
砂場で遊びながらも、あのメール返したっけ
あの仕事っていつまでだっけ
などなど、常にどこかで仕事のことを考えているのです。

息子も、親父の頭の中に自分以外の何かがあると感づいてか
家にいる間は、四六時中ぼくにべったり。
一般的な家庭の父親よりも
子どもと過ごす時間は長いので
子どもが親父が居なくなっちゃう!と
心配をさせることは無いと思うのですが・・・
ちょっとでも離れようもんなら大泣きです。

昨日は特にひどくて、深夜までずっとべったり。
仕事がしたくて離れると大泣き。
仕事ができないことからぼくもイライラ。

これじゃ、息子もかわいそうだし
ぼくとしてもストレスになってしまう。
せっかくの息子DAYが台無しです。

仕事のことを考えない時間を作る。
そんなことを決心した夜でした。
でも、これが案外難しいんだ。
習慣を壊すって、意識しないといけないですよね。

2014年6月20日金曜日

人は変わっていく生き物です。

先日奥さんの実家に遊びに行ったら
食卓にイカの刺身が並びました。

正直、ぼくは海鮮モノが苦手で、
好んで食べるということはまずありません。

それでも奥さんの実家ということもあり
せっかく作ってくれたのだからと思い
イカの刺身を食べてみたんです。

もう、何年ぶりでしょう。
いや10年以上ぶりのイカです。
いかいかいかいか。

するとこれがおいしいのです。
今までも食べたことがあったのですが
可もなく不可もなく。特に好んで食べたいなんて
思ったことは無かったのです。
だが、こいつは違う。
口の中で溶けるという表現がまさしくの
とんでもないうまいイカだったわけです。

考えてみるとイカは10年前から
いやぼくが生まれる前からずっとイカだったわけで
ぼくがイカを「うまい!」と思ったのは
ぼくの味覚が変わった以外の何物でもないわけです。
もちろん義理の父が釣ったばかりの新鮮なイカだった
ということもありますが、それよりも
ぼくが歳をとって味覚が変わったんでしょうね。

こういう歳をとると変わることって、
味覚に限らずたくさんある気がします。

例えば洋服の好みなんかもそう。
高校の頃は、特定のブランドの服じゃないと絶対にいや!
セーター、ベスト、カーディガンはラルフ。
靴はリーガルかハルタが鉄則!
そんな時代もあったわけです。
面白いこだわりを持っていたもんですよ。
それが今や、服はとりあえず清潔感があればよいし
靴はできればビーサンが好ましい。
・・・これをおじさん化とも呼ぶのかもしれない。

仕事だってそうでした。
社会人になりたての頃は給料が一番。
大きなお金を動かせるような仕事に興味があったし
世界を股にかけて働く「インターナショナル」な仕事にも興味がありでした。
それが、気がつけばどれだけ好き勝手に自由にできるか?とか
自分のやりたいことであるか?とか
子どもとの時間を十分に確保できるかが一番大切に。

ずいぶんと変化したもんです。
それがいいとかわるいとか言うつもりはないのですが
人は常に変化するものなのです。

間違いなく10年後の自分と今の自分も全く違います。
とはいえ、どう変わっているのかは想像できないものです。
まさか自分がイカが大好きになるなんて全く考えられなかったように。

そのうちに今一番嫌いなエビも
食べられるようになるかもしれないし、
逆に大好きなイチゴは嫌いになるかもしれません。

だとすると、先のことをあれこれ考えるよりも
好きなうちにイチゴをとことん楽しもう。
もちろん、今大好きな仕事にも全力投球しておこう。
それがすべてなんだろうなと思うわけです。
当たり前のことなんですけれど、すぐ忘れちゃうんです。これ。

2014年6月9日月曜日

人間味を帯び始めた仕事観

「24時間戦えますか?」
昔サラリーマンの頑張る姿を表現したCMがありました。
今の時代にそんな労働時間を求める会社があったら
間違いなくブラック企業と呼ばれ、即アウト。
このCMが流れていたのはバブル期ですから
(ぼく自身はその頃の働き方は良く知りませんが・・・。)
凡そ20年くらいの間に、世の中の仕事観は
随分変わったんでしょうね。

今考えてみると24時間働ける人間なんて
居るわけないし、そう願っている人もまずいません。

でも、当時はそのくらい猛烈に働くのが
珍しくなかったのでしょうし、むしろキャッチコピーとして
話題になる位、当時の世相を捉えていたのでしょう。

わずか20年足らずでそこまで仕事観が
変わったのは、ネット社会の到来が原因の一つなのでは
とぼくは思っています。

なぜなら、ネットが普及する以前の会社であれば
自分の見本となる働き方は、会社の同僚、上司や役員たちの姿や
せいぜいテレビや新聞から流れてくる情報位なもの。
「24時間働く。それがサラリーマンのあるべき姿だ!」と言われても
それを否定したり疑ったりするだけの情報を持ち得ませんでした。
だから、24時間働けますか?が話題になるほど
みんな頑張っていたのでしょう。

それが、インターネットのおかげで
国内外の仕事の情報が流れてくる。
すると、どこにも24時間働く人なんていないことがわかってしまう。
みんなそれなりに頑張ってはいるけれど
そんな無茶する人はいないし、自分もする必要が無いことが分かる。
「24時間働けますか?」だと?!そんなのありえませんと言う風に
この仕事観が消えていったのではないでしょうか。

勝手な妄想を続けて未来予測まで話を広げます。
このような情報時代が続けば続くほど
情報が断絶されていた頃の仕事観は
単なる偶像だったとはっきりしてきます。
結果、我々の仕事観は次第に人間らしさというか、
普通の人間が働くうえで、無理をしない
地に足の着いた形になっていくと思うのです。

例えば、最近(?)社会貢献をしたいという人が
若手中心に増えてきています。
社会貢献したいという人間らしい欲求が
仕事観に反映されるのは、上記の流れから極めて自然で
仕事が人間らしくなってきた証拠だと思えるのです。

とはいえ、社会貢献を大前提とした仕事が
世の中の主流になるかと言われるとそうでもなく、
それは仕事に人間味が加わった際に現れた
一部分にしか過ぎないわけです。

また別の例で言えば、
働き方(特に時間的拘束)を自由にしよう
というような公的な動きもあります。
これも仕事が人の生活により馴染んだ形に
近づいている過程の一つです。

まずは多くの人が共有できる部分
社会貢献性への注目や拘束時間の自由化などの変動から始まり、
それが徐々に個々人の人間らしさの追求へ広がります。

最終的には、働き方や仕事観も画一的なものが無くなり
個人個人の人間が異なるように、
個々人のその人らしさ=その人の仕事という形で
表現されるような社会になると思うのです。

おおざっぱに言えば、みんながみんな異なる
働き方や仕事観で、それぞれ自由に働くようになるのです。

とはいえ、この自由と言うものを与えられたときに
困ってしまうという人が非常に多いんですよね。
これは近い将来日本の一番の問題になると思うし
そこが仕事旅行のお役にたてる部分なのかなと思っています。

2014年6月5日木曜日

想いなんかで飯が…食える!

「想いなんかで飯が食えるか!
そんなもんを語るのは若造だけだ!」

これは昔ぼくが参加した会議で
とある経営者の方に言われたお言葉。

自分も会社を運営する側に回って初めて
飯を食うことの苦労や、その重要性は
痛いほど分かるようになりましたが
それでも「想いを語るのは若造だけだ!」というのは
やっぱり違うんじゃないかと思っています。

その理由は簡単。
自分自身の経験として
想いを語ることで、会社は案外うまくやっていける!
という手ごたえを感じ始めているから。

そこで、3年足らずの仕事旅行にて
想いを語ってきたことで何が起きたのか、
記録がてら書き出してみました。

まずはメリットから。

①全国展開ができちゃった。
日本中の仕事旅行に共感した人が
勝手にツアーを企画してくれる。
お支払はほとんど無しなのに、
面白そうだといって作ってくれる。
これはありがたい。
地方展開なんてする余裕は全くないのに、
日本中に旅が作れる。
これってありえない展開ですよ。

②メジャーリーガー級がサポーターに。
ビジネスアマチュア級の会社である仕事旅行に、
メジャーリーガー級の選手たちが集まり始めている。
ぼくらの会社の余力では、そんな選手たちに
満足してもらえるだけのお給料は到底支払えない。
それでも「面白そうだから手伝う。」と
食い扶持は別の仕事で得られるからと
個人的にサポートしてくれる形に。
これもなかなかあり得ないお話。

③広告費ゼロでやってこられた。
テレビ(地上波ほぼ全部)、新聞(大手紙ほぼ全部)、
ラジオ(関東キー局ほぼ全部)、雑誌、ネットメディア。
ありとあらゆるメディアが仕事旅行に興味を持って
取材をしに来てくれる。
頻度に波はあるけれど、3年間ほぼコンスタントに
何かしらの取材が入ってくれている。
おかげで広告と言うものを未だかつて打ったことが無い。

一方でデメリットはと言うと・・・。
(ぼくの能力不足が全ての原因かもしれないが。)

①儲からない。
想いを訴える方に全力投球してきたため、
ビジネスモデルなどと言うものは、
ほとんど頭になくここまで来た。
そのため、収益性が極めて乏しい。
とはいえ、儲かっていないことを赤裸々に語ると
結果的に、メリットの②のメジャーリーガーさんたちが
儲ける仕組みを作るために
手伝ってくれるという好循環(?)にもなっているが・・・。

②方向転換(いわゆるPivot)が難しい。
これをやるんだ!という想いで始めた会社。
そのため、いくら儲かりそうな話があっても、
会社のメッセージから逸れる話には乗りにくい。
お金の匂いがするお誘いをうけつつも
指をくわえて見過ごすなんてことも多々あり。
そもそも、そっちにはいく気はないのだけれどね。

まだまだ以前の上司に
「想いを語ることが一番大事だ!」と全力で
反論できる自信と根拠は得られていませんが
やはり「想い」は大切です。

それにしても、こうメモ書きにしてみると
仕事旅行は周りに支えられていることを改めて認識します。
以前の上司からは甘ったれるな、ビジネスをなめるな!と怒られそうですが
ぼくら(というよりぼく)はこのスタンスを大切にしていきます。

2014年5月27日火曜日

飲み屋での夢語りについて

「あなたの夢はなんですか。」
アイドルとか、社長とかスポーツ選手とか
子どもが夢を語る姿はなんともほほえましい。

でも、大人が語ると様子は一変するんですよね。
例えば、飲み屋で夢を語る人を良く見かけます。
その人の実績を知っていれば別だけれど
夢を語って実績や行動が伴っていない人の話は
聞いていてあんまり気持ちの良いものじゃない。

これから夢を実現していく子どもとは違って
大人は、夢を実現する力を持っています。
だから語るだけじゃなく、行動も示さないと
なんともかっこ悪く見えるもんです。

というぼくも、仕事旅行をはじめる前
飲み屋などで事業の構想をひたすら語っていました。

そりゃもう、飲み屋の夢語りなわけで
周りからはけちょんけちょんに言われました。
煙たがられていたかもしれません。
「また始まった。」
「青い鳥症候群ですか?」
というような反応から
「そんなの誰がお金払うんだ?」
「ビジネスとして成り立たない。」
なんてアドバイスまで、いろんなコメントをいただきました。

それでも、誰に何と言われようが
この夢語りがぼくにとっての転機になったのは間違いありません。

話を聞いた飲み会の同席者から
とある異業種交流会を紹介してもらう。
その交流会に参加したことでとあるベンチャー社長に出会う。
彼から刺激を受けて・・・って物事が急に転がり始めました。
(この辺りの詳細は⇒過去ブログ

何が言いたいのかっていうと
実績があろうが、無かろうが
大人だって大いに夢語りしたらいいと思うのです。

恥ずかしい気持ちを乗り越えたり
バカにされるようなことをやるっていうのも
夢に近づくために学ぶべき
スキルのひとつなんだと思うのです。

2014年5月19日月曜日

仕事旅行ってなんなんだ?

仕事旅行のコンセプトを伝えるの難しい。
「仕事」というお堅いモノと、
「旅行」という柔らかいモノを併せた造語なので
結局、堅いの?柔らかいの?どっちなの?という
不明瞭な感じがどうしても出てしまいます。

その結果、ある人はエンターテイメント(柔らかい)と認識する一方
また別の人は研修のようなもの(堅い)と認識したり。

ぼくとしては、見知らぬものとの出会いや学びを楽しむ
ちょっと知的な遊び=旅だよね。
だからエンターテイメントと研修の中間!
なんて風に捉えているのですが、これが良く分からないと不評です。
そのため、日々「仕事旅行とは?」を伝えるのに苦労しています。

そんな中、先日仕事旅行へ参加したお客さんが
実体験をもとに仕事旅行を表現してくれていたので
勝手ながら拝借させていただいちゃいました。
ありがとうございます!

<以下転記>
大人版キッザニアのようにとらえがちですが、違います。
単なる職業体験ではなく、やはり「旅」なのです。
違う会社、あるいは違う職業の方の仕事のやり方、
進め方、考え方を見る、聞く、そして体験する。
それを自分の仕事のそれとすり合わせる。
衝撃、驚き、発見、ひらめきなどさまざまなことがあります。
私の場合は、自分の仕事に活かせるものを
たくさん得ることができました。
それは間違いなく、自分の組織にいたのでは得ることができないものです。
仕事旅行社さんの提供されている多くの旅は、
長年組織で働く人にこそおすすめの旅です
社内旅行、職場旅行を企画されているのであれば、
こちらの旅に行かれてみるのはいかがでしょうか?


さて、みなさん、仕事旅行がなんだかわかりましたか?

2014年5月15日木曜日

「もののあはれ」で行こう。

色んな仕事場を訪問して得た体験を
旅としてパッケージ化するのがぼくの仕事。
毎回職場を訪れると、場の空気や働く人、
仕事の道具等などなど、言葉では言い表しきれない
様々な出会いがあります。

そのたびに「うぉ・・・すっごい。」と恐れ入るのですが
でも、この「うぉすごい」を人に伝えるのは難しい。

仕事旅行のHPで紹介するべく
文章、写真、時には動画を用いてできる限りを尽くす。
それでもどうしても表現しきれない部分がでたり、
伝えたい要素が一部抜け落ちてしまうことがあります。

さらに商売っ気を出して、人に選んでもらうために、とか考え出すと
感じたものを単純化したり、一側面を切り取って表現したり、
いろんな余計な要素を取り入れる必要が出てきます。
すると残念ながら本来の姿から離れたものになっていきます。

情報を発信するためには避けられないことではあるけど、
違和感がどうしても残ります。

一方、社会ではこの一側面だけを伝える情報が大流行り。
物凄い量の断片的な情報が飛び交っています。
そんな情報の洪水に襲われて、ぼくもみんな右往左往している。
なんだか本末転倒じゃない・・・?それ。(ボソっ)

そんなときに本居宣長の「もののあはれ」と言う言葉が目に入りました。
この言葉は、何だかさみしげな「哀れ」の情景だけを表現する言葉として
理解されがちだけれど、本来もっと広義な意味があります。

「切り取った事象としてではなく、全体像としてとらえること。」

ぼくの解釈が間違っていなければ、論理的に説明するのではなくて
「直観的に全体を捉える」ということ。
「うぉ、すごい」を通して物事を理解するっていうことと遠からずなのではないでしょうか

「すごい!」とか「かわいい!」とか「ヤバい!」とか言うと
若者はボキャブラリーが足りないなんてすぐ言ってくる人がいるけれど
実はそれでよくて、下手に言葉にする必要なんてないし言葉にはできないものです。
直観的に理解することをもっと重視してもいいんじゃないかな。

だから、今こそこの「もののあはれ」って感覚を
しっかりと見つめなおしたら良いと思うのです。
現代人のぼくらは頭でっかちにならず
ものごとは見て触れて感じて、理解しようよって思うんですよね。

2014年5月8日木曜日

社長の仕事というもの

「これはいい」って思うものを
人に伝えて、一緒に楽しみたい。
これが僕の仕事で達成したいことのすべて!

だから、仕事旅行も
「こんな面白い仕事があるんだよ。」
「こういう働き方したら楽しいよ。」と
自分が良いと思った仕事や働き方を
沢山の人に紹介しています。

まさに、自分のやりたいことを
そのままのサービスです。

すっごく充実して、楽しそうでしょ。
ぼくもそう思っていました。

でも、世の中そんな簡単じゃないですよね。
いざ仕事にしてみると、マーケティングやら、ファイナンスやら、
効率性やら、収益性やら他に考えることが沢山現れました。

正直それらはぼくの得意分野ではありません。
できれば考えたくもありません。
それでも、このサービスへの思い入れは人一倍あるし、
責任感もメンバーの中でも随一。
だから興味がなくとも、中途半端な知識でも、
案外ストレスになっていたりもするのですが
とにかく手や口を動かします。

すると、やはり不得意分野の話。
なかなかうまくいかないのです。
それどころか、曖昧な理解なままで話をするので
矛盾した話を繰り広げるのはしょっちゅう、
感情的に不必要な反論を繰り広げたりだってします。

悲しいかな、ぼくの責任感からくる中途半端な口出しが、
仕事旅行の成長の足かせになってしまうのです。
想いっきり空回りですよ。

じゃあ、今僕は何をすべきか?
正直、まだ模索中です。

でも、なんとなく見えているのは
仕事旅行としての軸をしっかり語ること
そして、それを社内・外でしっかり共有すること。
(この軸が無くなってしまったら、誰がやっても変わらない
ありきたりなサービスになってしまいます。だから必須。)

色々と口出ししたくなっちゃいますが、
想いを共有したら、後は黙って「ごめんちゃい。お願いします。」と
素直に、苦手分野は得意な人に任せること。
それが僕の仕事なんだってことにようやく気が付きました。

これがいわゆる社長の仕事なのでしょうね。
身を持って勉強中です。

2014年4月29日火曜日

「やってみせ、言って聞かせて、 させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」 山本五十六の金言に、仕事旅行は従っていた。















「やってみせ、言って聞かせて、
させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」

山本五十六の有名なせりふです。
今まで、あまり意識したことは無かったのですが
ぼくが仕事旅行を創ったまでを振り返ると
まさに、この段階を経ていたことに気が付きました。

ぼくの経験したことを、山本五十六の言葉に置き換えて
段階的に説明すると、こんな風になります。

(やってみせ)
偶然知り合いになった会社に遊びに行く。
昼寝に良さそうなソファ、アイドルの写真集、
テレビゲーム機にマウンテンバイク
自分の部屋と同じようなものが並ぶオフィスで働く人々。
今まで本屋雑誌の中だけの、遠い世界にあった
自分で会社を運営することが急に身近なものになります。
まさに、「やってみせ」てもらったわけです。

(言って聞かせて)
オフィスに遊びに行くと、スタッフさんたちと
お話しする時間が生まれます。
仕事の悩みを相談に乗ってもらう中で
彼らの仕事に対する想い、これまでの経緯など
ざっくばらんに等身大の話を聞きます。
彼らの言葉から会社を創るぼんやりとした
イメージが頭に浮かんできました。
「言って聞かせて」の時間を手に入れました。

(させてみせ)
会社訪問によって、刺激を受けた後に
その会社の代表が講師をつとめるスクールに参加を決めます。
講義の一環で、「仕事旅行」の企画書を創る機会を得ます。
初めての経験に、おっかなびっくりながらも、
企画書を創るという経験を得ます。
その精度はさておき、作ってみると案外できるもので
まさに「させてみせ」の経験になりました。

(ほめてやらねば)
そして、最後の仕上げは、現在のパートナーの内田と早川です。
内田は当時通っていたスクールの同級生。
授業内で、「仕事旅行」の企画を発表した際
面白がって、褒めてくれたのは内田でした。
元々友人の早川は、個人でHPの作成の仕事をしていて
企画を面白がってくれてHP作りを手伝ってくれることに。

(人は動かず)
恐るべし、山本五十六の金言。
彼の言う段階を経てぼくは仕事旅行が立ち上がるに至っていました。
上のひとつでも欠けていたら今の状況は無かったのでしょう。

話はそれますが、仕事旅行も「人を動かす」という
要素が多分に入ったサービス。
この金言を元に、段階ごとの要素をより強調して
ワンストップのサービスにしていくつもりです。
楽しみにしてくださいね!






2014年4月24日木曜日

無意識に判断しちゃうこと。

うちの息子(1歳8か月)は
おもちゃのチャチャチャを聞くと
何故か上半身をひねって
チャチャチャの手拍子を叩きます。

その理由は全く不明なのですが、
見ているこっちとしては、体をひねる姿が
かわいくて仕方ない。

いっぽう、ちょっと気になるのは
その歌を歌っている奥さん。
おもちゃのチャチャチャという
たった1フレーズのあいだに
見事に音程を外してくるのです。

ぼくは彼女の歌の音程が外れるたびに
こころの中で突っ込みを入れたり
時にはちょっとだけ「ずれた!」と突っ込んでみたり。
やりすぎると怒られるので、控えめに。

でも、当の息子はそんなこと全くお構いなし。
そもそも、正しい音程なんて知らないのだから当然ですが
キャッキャキャッキャ楽しそうに笑っているわけです。
楽しそうに、自分に向って歌ってくれるのが
嬉しくて仕方ない様子。

息子も楽しそう、奥さんも楽しそう。
それでOKなんです。
ぼくが余計な突っ込みを入れたら、
奥さんも気分悪いし、子どもは歌を聞けなくなる。
良いことなんて何一つない。

原曲と比較すると、それはずれている。正しくない。
でも、そんなのは全く関係ないことです。

普段意識していないけれど、
無条件に「これが正しい」って
思い込んでいることって沢山あります。
なかなか気が付くことは難しいものですが。
だって、無条件に思い込んでいるんだもの。

奥さんの歌じゃないですが、正しくなくたって
べつにかまわないことだってたくさんあるわけです。

仕事にたいして「今までの常識にとらわれずに」
とか言っているくせに、ぼく自身も常識というか
これが正しいと無意識に決めつけていました。

何か、こころに引っかかるものがあったら
それはたぶん自分が無意識に何かを決めつけている合図。
つどつど度疑ってみるのも面白いかもしれないですね。
とりあえず、今後、突っ込みは控えます。

仕事旅行社へのリンクはこちら

<感想・ブログテーマ募集>
ブログへの感想
書いてほしい内容などあれば
お気軽にご連絡ください。
tsubasa-tanaka[アット]shigoto-ryokou.com
※[アット]を@に書き換えてメールください。




2014年4月23日水曜日

「残業代ゼロ!」と負の側面だけを強調中。

ぼくらは基本的には
一週間に1度しか会社に行きません。
それ以外の日は、各自で家で仕事していたり
カフェで仕事をしていたり。
ちなみに、このブログはマンガ喫茶で書いています。

そういう話をすると、
たいていうらやましがられます。
嫌な気はしませんが、一方で
そんなにいいもんじゃないよという
気もしなくもないわけです。

確かに自由度が高い!と言えば、良く聞こえますが
仲間同士のワイワイ感はあまり感じられず、
孤独を感じやすいという悪い部分もあったりするわけです。

もし、固定オフィスに毎日通っていたら、
自由度は低いかもしれませんが
きっと、ぼくらの城!といった
帰属意識も出てくるはずです。
仲間も常にそこに居るわけで
いつでも好きな時に飲みにだって行けちゃいます。

要は良いところもあるし、悪いところもある。
見方次第でどうにでも取れるわけです。
万能な働き方なんてありません。

さてさて、似たような話で、
「残業代ゼロへ」なんて見出しのニュースが
ここ数日流れてきています。

「残業代無し=悪いことだ」というイメージしか
伝わってきませんが、これって良い面もありますよね。
結果さえ出せれば、定時に関係なく自由に働いてよい。
これはこれで素晴らしいことじゃないですか。

それを、「残業代ゼロ!」って負の側面だけを書いたら
そりゃあみんな嫌がりますよ。ものすごい恣意的です。

このニュースを流すメディアとしては、
何を狙ってこのような切り口で書いているんでしょうか。
本気でこのアイディアが良くないと信じているのか
それとも、別の大人の事情があるのか。
その理由が知りたい今日この頃です。

いずれにせよ、こんな恣意的なニュースが世の中を
駆け巡っているのもちょっとムムムなので、
あえて、真逆の意見を掲載しておきます。

http://toyokeizai.net/articles/-/34992?display=b

仕事旅行社へのリンクはこちら

<感想・ブログテーマ募集>
ブログへの感想
書いてほしい内容などあれば
お気軽にご連絡ください。
tsubasa-tanaka[アット]shigoto-ryokou.com
※[アット]を@に書き換えてメールください。

2014年4月21日月曜日

アイディアの宝庫発見!

仕事旅行のアイディアがなんとなくできかけていたとき
内容をもっとしっかりしたものにしようと
大人向けのスクール(?)で「これからの働き方を考える」
というテーマの授業を受けていました。

これが参加してみると、思った以上に面白い。
講義自体が面白いのはもちろんですが、
集まる生徒さんが個性的で、抜群に面白いんです。

当時、このスクールは始まったばかり。
海千山千な状態だったわけです。
それにも関わらず、授業に申込む人たち。
面白いはずがないのでした。

さて、先日も紹介しましたが、
文章、動画、写真、コメントなどを
個人同士が売買できる新サービスのnoteも、
始まったばかりなので、ものすごく面白いことになってます。
様々な人が集まって、様々な使い方が試されています。
これは!と思うような面白い利用方法から、
おぃおぃと突っ込みを入れたくなってしまうようなものまで千差万別。
まさに、アイディアの宝庫です。

例えば、
とある人が販売している“100円稼ぐ方法を教えます”という文章。
ぼくは購入していないので、その方法は分かりませんが
「僕と同じような方法で課金すれば稼げます。」という
内容なんじゃないか?と勝手に妄想しています。
怪しさ満点ですが、何だか示唆に富んだ話です。

他にも“結婚したので僕と僕の奥さんになった人を紹介します
というタイトルで、写真を販売しつつ、ご祝儀を募集する人が現れたり、
「100円買ったら、100円買うよ!」で売上はどれだけ伸びるのか?
 
「相互課金」実験企画の成果を報告します!
”という謎の企画まで登場。
恐らくフォロワーを増やすのが狙いなのかなと僕は思っているのですが
本当の狙いは分かりません。

更にすごいものだと「○○の命を売ります」という商品。
期限中に一定の金額の販売が達成できなかったら・・・という
過激なものまで登場しています。

どれもこれも賛否両論あるチャレンジですが
これから何かを仕掛けたいという人にとっては
宝の山になっていますよ。

ちなみに、仕事旅行社もnoteやってます。
そんな奇抜なチャレンジはしていませんが 笑


仕事旅行社へのリンクはこちら

<感想・ブログテーマ募集>
ブログへの感想
書いてほしい内容などあれば
お気軽にご連絡ください。
tsubasa-tanaka[アット]shigoto-ryokou.com
※[アット]を@に書き換えてメールください。