2014年3月5日水曜日

もしかしたらこれが足りないんじゃない?

毎週火曜日は子もりの日って決めていて
今日も仕事そっちのけで
一日中子供の面倒を看ていました。

朝、目覚まし代わりのパンチで起こされて
小さなスプーンで延々とごはんを食べさせて
息を止めながらうんちを拭いて
抵抗をいなしつつ、着替えを手伝って
一緒に遊べば同じことを何度もせがまれて
寒さに耐えながら、風呂に入れて
自分の眠気を抑えながら寝かしつけて。

全力で頼ってくる彼に
一日中朝から晩までべったり。
ようやく寝てくれた今はもうぐったりです。

時には面倒くさいし、うるさいし、手がかかるし
その時はうわぁって叫びたくなるけど
どうしようもありません。


でも、不思議なことに、これだけ求められると
ぼくも覚悟が決まって、よし、頑張るしかないって
やる気がどこからともなく湧いてくるんです。

しかも、頼られると、嬉しくもなってきます。
ぼくの存在価値はここにあり!みたいに
人生に張り合いが出てくるんです。
ぼく「生きている」なぁって実感がわいてくるんです。
なんかMっぽいですが。


ちなみに、ここで、「子育てって素晴らしい!」
って子育のススメをしたいわけではなくて、
この「生きている」って感じる瞬間って
自分を削って、大切な何かのために
頑張っている瞬間に生まれるんじゃないかと思うのです。


ぼくのことで言えば、
子どもが生まれる前は、こどもできたら大変とか
経済的に厳しいでしょとか思っていましたし
それほど子どもが欲しいとも思っていませんでした。

でも、子どもが生まれたキッカケで
今の毎日が子育て生活に否が応でも入り
おかげで、「生きている」をつよく実感して
毎日に張り合いが生まれました。

たぶん子育て以外にも、
それを感じる方法って沢山あって
例えば、ボランティアだってありだと思うし
好きな仕事に没頭することだってそうだし
本気の趣味にのめり込むこともそうです。


先日ソーシャル・デザインの代表の
長沼博之さんが「これからのテーマは命。」
って言っていたんですが、
勝手に「生きている」を実感することって解釈して
なんだか妙に納得してしまいました。

きっとこれから世の中は
「生きている」を大切にするようになっていくんだろうな。
なんだかうれしいし、楽しみです。


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